DAWアプリ 「Korg Gadget 2」使い方徹底解説(Gadget Le 徹底解剖編)

DTMアプリ使い方
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前置き「Korg Gadgetは凄い!!」(お急ぎの方は次へ)

そろそろかの。
そろそろってなんですか?
そろそろおぬしもiPhoneを使った曲作りにも慣れてきたな。
よし、時は来たれり。本格的なDAWアプリに今日からデビューじゃ!
わーい!もしかしてFigureでは出来なかったあんな事やこんな事が出来ちゃうんですか!!
その通り!あんな事やこんな事して、息のつかない展開で悶えさせたり、頂点まで突き上げ盛り上げ興奮させたり、、とにかく凄い世界が待っておるぞ!!
仙人さま!表現が怪しすぎますよ!!それじゃあまるでHなアプリを紹介するみたいじゃないですか!!
そうか。。わしはこのアプリの素晴らしさを表現しただけなんじゃが。。
とにかくこのアプリは凄いぞ!一家に一台必需品じゃ。
なんせ任天堂Switchでも発売されてるくらいじゃからな。
へー、そしたら家族みんなで集まってパーティー感覚で曲を作れるって事ですか?
その通り!マルチプレイも出来る。盛り上がるぞぃ。
まぁiPhone版やiPad版は1人でじっくり作り込むアプリじゃがな。
仙人さまぁ〜!
このアプリちょっと値段が高いですー!!僕、今月ちょっと厳しいんですよ。
んー、アプリの内容からすればかなり安い価格設定だと思うがのぉ。
それよりなにが今月ちょっと…じゃ、おぬしはいつも金欠じゃろ!
ニートですから!キリっ
えばる事か!!
まぁ、ええわぃ、そんな事じゃろうと思って、無料版を用意しておいたわぃ。
それと、あとな、ちょっと耳をかせ。
ごにょごにょごにょ……。
え!ホントですか!年に何回か半額セールで2400円になるんですか!それなら僕でも買えます!
ばか!大きな声だすな!せっかく秘密のおトク情報なのに。
こんな山奥で聞いてる人いませんって…

KORG Gadgetとは

KORG Gadgetは日本の大手楽器メーカーKORGが開発した世界的に人気の音楽制作ソフトです。
音楽制作ソフトといっても身構える事はありません。
Nintendo Switch版も用意されており、それこそゲーム感覚で作れてしまうお手軽さがウリです。

機能が複雑化してしまった他のパソコン専用のDAWに比べてシンプルで、初心者にもピッタリ。
でもシンプルながら音作りなどの大事な部分はプロでも納得するほど作りこむ事が出来るのです。

ガジェットと呼ばれるバーチャル楽器とクリップと呼ばれるループのパーツを組み合わせて曲を作っていきます。
16小節以上の長さを一度に録音できないため、歌モノやバンド演奏などの録音には向きません。

いわいるテクノやEDM、ハウス、ゲームミュージックなどの、ループを主体とした音楽と相性のいいDAWです。
このアプリでは出来ない事もありますが、その割り切りの良さがこのアプリの取っ付きやすさと使いやすさにも繋がっています。

もしこのアプリに出来ない事が出て来ても他のDAWと連携し編集出来ますので心配無用。
KORG Gadgetで作った曲をさらにアップグレードできます。

今発売されてるラインナップは、
・iOS版(iPhone、iPad用)
・Mac版
・Mac、Windows向けプラグイン版
・Nintendo Switch版、があります。

今回はiOS版を取り上げますが、基本的な使い方、考え方はプラグイン版以外共通です。
プラグイン版はKORG Gadgetで作った曲を他のDAWで再現、編集できるようにするものです。

まずはガジェット選択画面

さてKORG Gadgetの使い方を説明するが、あれこれ機能を説明するより、まずは一緒にシンプルな曲を作るぞ。
ええっイキナリ出来るかなぁ

まずアプリをスタートすると、

この様な、ガジェット選択画面になる。タマオのダウンロードしたGadget Leだと、3種類の中からしか選べない。
ちなみにお金払った通常版なら18種類の中から選べる。課金すればもっと増やせるぞ
 
使いたいガジェットをタップじゃ

※(注)メイン画面からスタートする場合もあります、その時は下部、黒い部分にに表示されている。+をタップしてください。

ええと、どのガジェットから始めたらいいんだろ??仙人さま〜!?

いきなりかいっ!
では、まずはGadget Leに付いてくるガジェットから説明しよう。

KORG Gadget Leで使える3つのガジェット

・London (ロンドン)

リズムを作るドラム音源。8種類の音を同時鳴らせる。
このアプリのドラム音源の中では1番シンプルで初心者ににもススメ。
シンプルとはいえドラムサンプルは400種以上、個別に音量や音の変化など調整でき、音作りの幅は広い。

詳しい使い方は ここで説明するぞ。

・Dublin (ダブリン)


昔ながらのアナログモノシンセ。
音が1つしか出せないシンプルなシンセだが、シンセサイザーの基本は全部抑えており、このシンセをマスターすれば、他のシンセでも音作りに困らない教科書的存在。
幅広く音も作れシンプルながら奥の深いシンセ。

詳しい使い方、音作りはこちらからじゃ。

・Marseille (マルセイユ)


メロディやコード弾きにあう、シンプルなPCMシンセ。

ピアノや民族楽器など生楽器を中心に128種類の個性的な音色から選べる。
Dublinのように一からの音作りは出来ない。
あくまで録音してある楽器を再現するシンセ。こういう種類のシンセをPCMシンセと呼ぶ。
シンプルながら音の立ち上がりや余韻はエディット出来るし、エフェクターを使えばある程度の音作りも出来る。

使い方はこちら
な、なるほど!よくやわかりました!
で、、ぼくはどれを選べば、いいんでしょう、、?

むむ、、、まずはリズムからが定番じゃな。
そしたら、Londonですね。

Korg Gadgetのしくみ

その前に、Korg Gadgetの構造というか曲の作り方を説明しようかの。

メイン画面

まず始めに楽器を選んだ後に出るこの画面。

これが「メイン画面」この画面で曲を構成する「クリップ」のパターンを追加したり変更したり、曲の中の好きな位置から再生したり出来る。
まぁカンタンに言えば、曲の構成を編集する画面ってとこかの。

クリップってなんですか?

演奏データの入れ物の事じゃよ。
タマオが選んだ、Londonの上にあるこの①がそうじゃ。

このクリップのおかげで例えば、クリップAを4回繰り返した後クリップBを1回やって盛り上げて、クリップCを繰り返しながら曲の音量が徐々に小さくなっていく。
なんて事がカンタンに出来てしまう。
この演奏データをいちいち最初から終わりまで入力してたら凄く面倒な事じゃ。
 
Korg Gadgetはこのクリップを組み合わせて曲を作っていく。だからループミュージックに向いているわけじゃ。

メイン画面のミキサー部分

ところで、下の方のノブついてる黒っぽい所はなんですか?

これはミキサーじゃ(わかりやすく)このミキサーを使って各ガジェットの音を消したりボリュームを調節したり、スピーカー左右のどの位置から音をだすか決めたりエフェクトをかけたり出来る。
ガジェットの追加や削除もここから行う。
まぁカンタンに言えば、各ガジェットの音量などの状態を管理する部分かの。

上の方のアイコンは何ですか?

1番上の部分は曲(ソング)を保存したり、他の曲を開いたり、各種設定をしたりする部分だな。メニューバーと呼ぶ。
 
矢印の付いているファイルメニューから曲を「保存」出来る。あと「開く」から今まで作った曲を開ける。
開くの中にデモソングも入ってるから、これを聴くのも勉強になるからオススメだぞ。
 
注意!!「新規」を選ぶと今作っている曲が消えてしまうので、必ず保存してから選ぶこと。
 
まぁ、メニューバーの細かいことはあとでおいおい説明しよう。

エディット画面の基本的な使い方

次はクリップの中をみてみようかの。
先程の、Londonに作られている①のクリップをタップしてみぃ。

これが「エディット画面」
上半分が演奏情報をエディットするピアノロール(わかりやすく)
下半分が音を作ったり演奏するガジェットパネルになっておる。

ピアノ?これドラムですよ。

うむ、元々メロディを編集する画面じゃからのぅ、今はガジェットがドラムだから違和感あるが、各ガジェット共通の画面だから、そう呼ぶのじゃ。

横軸が時間

横軸が時間を表しておる。左から右に向かって時間が流れておる。試しに下の▷ボタンをタップして再生してみぃ。

黄色い線が右に進んでます。でも再生してるのに何も音が鳴らない…。

当たり前じゃ、何も音を入力してないからの。ピアノロールの中をどこかタップしてみぃ。

タップすると音のブロックが置けるんですね。
あ、音がなりました!なるほどこの黄色い線が音のブロックを通り過ぎるタイミングで音が鳴るんですね。

うむ、この入力した音のブロックの事をノート(わかりやすく)と呼ぶ。

黄色いバーが終わりまで行くとまた戻ってきて音が鳴りますね。

エディット画面に入ると自動的にループモードがオンになる。
ループさせながら、ノートを置いていけば、リズムを確認しながら曲作りが出来るわけじゃ。
ちなみループのボタンは下の↩️ボタン。ここが光っていれば今ループモードという事じゃな。

縦列が音色

左端を見てみぃ、音色名があるじゃろ。その中の「SD Verdy」の横列にノートを置けばいい。
ここの音色名をタップすると、実際に音が鳴るから耳でも確認できるぞ。

縦列が音色名になっておる。
音色が8あるが一画面に収まってないから、
音色名のところを上下にフリックし、
画面をスクロールさせ目的の音色名を表示させるか、
一番上の↕️ボタンをタップすると、
ガジェットが隠れて画面が広がる。
 
 

ちなみに
SDは「スネア ドラム」の略じゃな。
BDは「バス ドラム」
CPは「クラップ」
CHは「クローズ ハイハット」
OHは「オープン ハイハット」
PCは「パーカッション」のそれぞれ略じゃな。

ノートの入力方法

左上のDrawボタンが黄色い状態で
ピアノロールの中のノートを置きたい所をタップすれば良い。
実に簡単じゃ。
 
置いたノートをもう一度タップすると消せる。

リズムを揃える クオンタイズの方法

置けました。キリっ。どうです、最後連打しててカッコいいでしょ。

うーん、ひどいな全然リズムになってないわい。
ガーン。
理由は簡単、ノートがマス目に沿ってきちんと置けてないからじゃ。
こんな小さいい画面じゃ、マス目にきちんと置けないですよ!!

一番下の「Quant」ボタンをタップしてクオンタイズをオンにすれば、マス目に沿って置いてくれる。

一番最初に教えてくださいよ!もー、意地悪なんだから。やり直しますよ…

ノートをまとめて消す方法

置かれてるノートをもう一度タップすると音が消えるが、この場合全部消したほうが速いの。
一番下の「Func」ボタンをタップしてみぃ

この中から赤い「ノートを削除」をタップすれば全部消える。
もう一度「Func」ボタンタップすれば、先程の画面に戻る。
 
別の方法として左上の方の点線の□をタップすると、ノート選択モードになる。
指を滑らせた範囲のノートが選択される、今回は1つだけ選択すればいいから、どれかノートをタップすれば良い。

すると、このような表示がでるので、まず「すべて選択」をタップしてから「削除」をタップすればOKぢゃ。

リズムフレーズ作成ツールの使い方

ノートを置いてみましたけど、なかなかいい感じのドラムにならないです。難しいな〜。
ふっふっふ、始めはなんでも思い通りにはいかんもんじゃ。
そんな時のために、カンタンに各ジャンルのドラムパターンが作れる機能が付いておる。

Londonのガジェットの左上に付いてる田ボタンをタップしてみぃ。

あ、ウィンドウが開きました。
中をタップするといい感じのリズムが鳴りますよ。

上のリズムパターン名をタップすると、色々なジャンルのリズムを選べる。

下の縦に並んでるバーをタップすると音が鳴る。
バーは左の方が音の種類の少ないパターンで右に行くほど色々な音色を使ったパターンになる。
そしてバーの上に行くほどリズムの手数が増え複雑なパターンになる。
指を滑らせると、パターンの変化をつけられるぞ。

わー面白い!でもこれどうやって、上のエディット画面にノート置くんですか?

うむ、録音してしまえばいいんじゃ。

リズムフレーズツールのパターンを録音する

まず① ◽︎ボタンで演奏を停止して、
② ◯ボタンをタップし⭕️の録音状態にしてから、③ ▷ボタンをタップすると、カウントダウン後録音が始まる。
 
再生してる最中だったら◯ボタンを押せば、即録音開始になる。
 
カウントダウンしてる間に、出したいリズムパターンの位置をタップし続けてれば、そのリズムが録音される。
 
ループが終わるまでタップし続ければ、最後までリズムが切れ目なく入るのじゃ。
ループが一周してら⭕️ボタンを押し録音終了じゃ。

ガジェットをいじるときは「横向き表示」がやりやすい

Londonの下の方、一列にならんでる、①の演奏ボタンをタップしてみぃ。

ドラムの音がなりました!
 
‥‥さっき仙人さま8種類の音を鳴らせるって言ってましたよね。
ボタンが6個しかないから、音が6種類しか鳴らせないみたいですけど…

ほーう、たまおにしては珍しい!いいところに気付いたの!
ちょっとそのiPhone横に持ってみい。

横に持ちました、何も起きないですけど、、画面が横で操作しづらいです‥

ん、iPhoneが縦画面にロックされてるようじゃな、下端から大きくスワイプしてiPhoneの「コントロールセンター」をよびだしてみぃ。

そして回転ロックのボタンを押して、回転ロックを解除すればOKじゃ

あ、画面の向きが変わりました。ボタンが8つに増えましたよ!
ガジェットも大きくなって操作しやすいっす!!

うむガジェットをイジる時は横持ちにした方がボタンも増えるし大きくなって操作しやすい。
エディット画面を見たい時は上の↕️をタップすれば、エディット画面に移動する。

さらにガジェットを大きく表示する

さらなる便利技を伝授しよう。
 
ガジェットの上の方の何もない所をちょんちょんとダブルタップ(わかりやすく)してみぃ

もっと大きくなりました!

こうして大きくしておけば、音作りもさらにしやすい、これはどのガジェットでもつかえる技じゃ。
ちなみにもっと大きく出来るぞ、今度は右下の下向きの>をタップしてみぃ。

もっともっと大きくなりました!

 
 

もっと大きくならないんですか?

。。。ならん…

リズムの音色変更

Londonガジェットの詳しい使い方は次回教えるから、リズムキットの全体的な変え方だけ教えておくぞ。

SELECTの横の< >かキット名をタップすれば一括で、リズムの音色をかえられる。
キット名タップだと一覧からじっくりえらべるぞ。

リアルタイム録音の方法

腕に自信があれば、直接ガジェットのボタンをタップして鳴らした演奏を録音出来るぞ。

自信ないけどやってみます!!

再生してる最中ならば下の◯ボタンタップすれば録音開始じゃ!
録音中◯ボタンは⭕️に変わる。演奏しおわったら、⭕️ボタンをタップすれば終了。

おっと、その前に「Quant」ボタンが点灯しとるか確認じゃな。
 
たまおの腕前じゃクオンタイズをオンにしておかないと、めちゃくちゃリズムになってしまうわ。

そんなぁ。

まぁ、あえて不安定なリズムにしたかったらクオンタイズをオフにしとく手もあるが基本はオンじゃな。

やってみたら意外ときちんとした演奏で録れましたよ!クオンタイズ効果ですね。
でもさすがに1小節ループだと短いです!

ループの長さを倍にする方法

それならループの長さを倍にしよう。
右上の+をタップすれば、無音の小節が1小節分追加される。
+を長押しすると、ループをコピーして追加できるぞ。これは便利じゃ。

追加したいループの小節が黄色く点灯してるのを確認してから、COPYをタップすればOKじゃ。

ドラムパターンは2小節目や4小節目の最後の部分だけ変化をつける事が多いから、最初は1小節ループで土台を納得いくまで作り込んで、+ボタン長押しコピーで、変化をつけるとスピーディに作れるぞ。

かっこいいドラムパターンになってきましたよ〜!!

これで、KORG Gadgetの基本的な使い方とリズムの作り方は終わりじゃ。次回はDublinとMarseille使ったメロディー作りを教えるぞ。

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